一般社団法人 マツリズムさまのインフォグラフィックを制作させていただきました。
祭とはなんだろう?の問いから始まり、祭の持つ社会的役割や意義などを、マツリズムさまの活動を通じて考えるコンテンツになっています。ぜひご覧ください。
前半
https://www.matsurism.com/news/1433/
後半
https://www.matsurism.com/news/1452/
また、マツリズムさまのnoteにてショートコンテンツ版も掲載いただいております。
https://note.com/matsurism_
想いを伝える手段として
「祭」は多くの日本人にとって、色々な意味で特別なもの。しかし、社会全体が人口減少や高齢化に直面し、近年は存続そのものが危うくなっている祭もあるそうです。そんな祭を支援し、未来へつなぐ様々な活動をしているのが、マツリズムさん。
祭が内包する非日常の体験が、人間の日常を支え、変革している。私が大変感慨を受けたのはそのことでした。祭を支えているのは人々の「想い」や「熱さ」であり、そしてまた、その「想い」や「熱さ」によって人々も支えられているのです。
祭への想いと、祭から受け取る熱さ。そんな、「目には見えない」ものをこのコンテンツにも込められたら…とても難しいことですが、それを目指したいと思いました。
インフォグラフィックは、情報をグラフィカルに整理したもの、と言えると思いますが、今回は情報だけでなく、「想い」の部分も可視化しグラフィック化したものと言えるかもしれません。
マツリズムさんが目指す未来、祭の姿をこのような形で最終的にまとめられたことで、ビジュアルコンテンツの新たなカタチ、活用法が見えた気がしました。
これまでの対象は情報やデータが主だったけれども、想いやビジョンといったものも、ビジュアル化して見せることもできる。自分たちが考えている未来、こんな世界になってほしい、伝えたいことを一つ一つ組み立てて、可視化することで、多くの方々にそのイメージを共有できる。
想いを伝える手段としてのインフォグラフィック、ビジュアルコンテンツについても、さらにその表現について考え続けてまいります。