「いしかわ地域金融研究会」様でインフォグラフィックを制作させていただきました。石川県の経済状況や、地域経済の仕組み、県内の信金様の取り組みなどを、全3回のビジュアルコンテンツにまとめました。ぜひご覧ください。
Chapter1: 持続可能な地域を目指して
https://tanomoshi.net/report2021-01/
Chapter2: 持続可能な地域をつくるには?
https://tanomoshi.net/report2021-02/
Chapter3: 石川県の「育てる金融」とこれから
https://tanomoshi.net/report2021-03/
いろんな立場の人に、わかりやすい形で
金融業界で働くみなさんとデザイナーの私とでは、そもそもの知識が全く異なります。つまり「経済素人」である自分がコンテンツをつくると言うことに、今回の自分の使命を感じました。
なるべく平易でわかりやすく、金融業界以外の方が見ても面白いと思ってもらえるものにしよう。制作に際し最も気をつけた部分です。
「地域経済循環」や「漏れバケツ理論」など、実際に図解することでわかりやすくなる概念もあり、ビジュアルコンテンツの大きな強みを私自身も再認識しました。
ビジュアルコンテンツは、言葉で伝えきるのが難しいことを、いろんな立場の人に理解しやすい形にして届けられるものではないかと、私は考えます。
もちろん、インフォグラフィックだけで全てを説明できるわけではありません。しかしこのコンテンツが、複雑なことを知るための入り口として、そして地域経済について多くの方に考えてもらうためのコミュニケーションツールになってほしい、ということが私の意図であり、願いです。
経済分野に限らず、さまざまな業界や分野で飛び交う話題の中には、どうしてもそれ以外の人々にとって理解が難しいものがあると思います。しかし今回のように、その地域のみんなで考えた方が絶対に色々な解決法が見つかるよね、というテーマもあるはず。
いろんな立場の人々がテーマについて考える時のツールとして、ビジュアルコンテンツの活用と可能性を考え続けていきたいです。